夏の思い出~直高編~※BL注意

夏の思い出~直高編~※BL注意

8月8日

お盆休み前の平日
8月に入りやっと夏らしい暑さがやってきたと思ったら、連日30℃超えの猛暑。
夏休みに入って出掛けるところもなくダラダラと過ごしていた高耶は、直江に誘われ今日は海にやって来た。

高耶「おぉ~!海だ!やっぱり夏と言えば海だよな!」
直江「かなりはしゃいでますね、高耶さん」
高耶「海に来てはしゃがないやつがどこにいるんだよ。よーし、早速入るぜ~♪」

ざざーん

直江「? 高耶さん?どうしましたか?」
高耶「れた…」
直江「え?」
高耶「忘れた…水着…」
直江「高耶さん」
高耶「なんだよ、直江…なぐさめなんて」
直江「私が盾になりますから、裸で…
高耶「あほかー!!!」
直江「そ、そんなグーパンチしなくても…」
高耶「お前は俺を犯罪者にしたいのか!」
直江「いえ、どちらかというとわたしの方が…
高耶「(蔑んだ目)もういい。よし、直江、こっちこい!」
直江「高耶さん、どちらに…ま、待ってください!」

高耶「あ~うめ~♪三段なんて普段食べられないもんな♪」
直江「ふふ、そんなにがっつかなくても取りませんよ」
高耶「早く食べねーと溶けるんだよ」
直江「確かに…高耶さん、一口交換しませんか?」
高耶「え?お前これ食べたかったの?ほら、じゃあ早く食べ…」
ぺろり
高耶「ぎゃーー!!おま、お前どこなめて!!(赤面)」
直江「ん~高耶さんの唇についたアイス、美味しいです♪」
高耶「(くそ~…ぜってー次は騙されねーぞ…涙)」

夏の暑さなのか、はたまた別の熱さなのか、二人の会話は波の音に紛れていった。

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