
ハングマンズノット
象徴的な結び目で首飾りを作ったらどうだろう、
私は思いました。
どのくらいの長さがあれば撮影に相応しいか分からなかったので、気持ち長めに購入して夜中にいそいそと結び目を作りました。
作り終えたあと、それは何だか赤い糸のようで、この先にもう一人誰か繋がっているのではないかという気持ちになりました。
撮影のモデルは御子柴にしようと決めていたので、彼と一番縁のあるアベルがお相手に決まりました。
撮影イメージより先に行くスタジオが決まっていたので、実際の写真の仕上がりは思うようにいかず残念でしたが、初めてテーマを持って臨んだ撮影であったためこの日のことは印象に残っています。
彼らは恋人ではありません。
同い年ですが、通っている学校も違うという設定。ストリートカルチャーが二人を結びつけたのか、暇を潰すために訪れたゲームセンターでたまたま言葉を交わした相手だったのか、想像するだけで私自身がワクワクしています。
思い入れの強い存在なので、この子たちのことは個別にまた投稿したいなと思っています。