
SDM35牧場
昨年2024年12月21日、天使の窓にて、コーディネートモデルのホワイト肌の素敵なSDM35をお迎えしまして、
この度、SDM35は5人になりました。
天使のすみか仙台のテンチョ様の言うことには、「昔はなぁ、同じヘッドのドールばかりを集めるドールオーナーさんを、牧場主と呼ばはったんや…」と教えてくださった。
(今でもそう呼ぶのかな?)
さながら私はSDM35牧場主。
雷鳴(らいめい)
私のファーストドール。
彼なしでは私のドール世界が成り立たない。
私にとって、唯一無二の存在であり、我が子として、かなり贔屓しています。
ドールの世界を知って、推しキャラをドール化するか、すぐに迎えられる星間学寮の子か、オリジナルキャラクターにするか…の3択があって、雷属性の猫型の幻獣という姿の「雷鳴」というキャラクターを、擬人化したものをフルチョイスオーダーしたのです。
きっと、ドールの世界を知らなければ、雷鳴は雷鳴のままだった。
雷鳴が人型になって現れて、そこからまた、物語が広がったのも、ドールのおかげなのです。
夢の中では、きゃっきゃっと声を出して笑い、ぴょんぴょんと幼い子供のように飛び跳ねていました。
彼には、喜怒哀楽があり、感情がある。
そう感じる時もあります。
彼はフルチョイスオーダー時、実は別のヘッドで考えていた…もし、あの時そのヘッドだったら、こんなにSDM35に惚れ込んでいたのだろうか?
いや、それでも、根底でどちらにしようか迷っていて、見比べて即決したので、彼はもとから決まっていたんだろう。
詠夜(よな)
オリジナルキャラクター。
ヨナ(Jonah)は創造神に仕える大天使。
彼の見た目とのギャップしかない悪態のつきようは、好戦的で我の強い雷鳴とも遜色なしに対等に向き合える存在。
たぶん私で3rdオーナー。
大腿部分等の関節部分にはKIPSではなく、革が張ってあり、
左耳にはピアス穴が空いており、元オーナー様の作ったピアスを着けていたりと、今までお迎えした子とは、かなり異質な存在。
すっぴんで迎え入れたので、自分でメイクをしました。
メイクのポイントは、曖昧な雰囲気を目指したため、口角をはっきりさせていなかったり、下がり眉毛であったり、
まつ毛が下向きなのに、まぶたには上へと伸びるまつ毛を描くことで、どこを見つめているのかあやふやな表情に。
天使であるというキャラクターの設定があるため、他とはまた異質な存在感を醸し出したかったのです。
彼が来たことによって、SDM35という同じヘッドのドールが並んでいるという現象が発露し、夢が現実となったのです。
蕾智(ライチ)
ドールオーナー様のご厚意により手にすることができた、天使の窓コーディネートモデル。
彼で今季の子は終了との情報が入り、
私の夏休みの東京遠征には間に合わないことがわかり、代理購入してくださったのです。
コーディネートモデルのSDM35のメイクの特徴をよく捉えられたお顔をしていて、まさに《正統派》なSDM35(と勝手に呼んでいる)。
コーディネート子の目つきもすごく好きで、こちらをまっすぐ純真なまなざしで凝視してきて、視線をぐっと離さない魅力があります。
蕾智は、とても優しい目つきをしていて、心の奥を見透かされているような気がします。
あまりの美しさに、ほんとにSDM35?と首を傾げてしまいます。
碧羅(へきら)
デフォルトの青い髪も良いけど、おかっぱの碧羅ちゃんも可愛くて好きです。
朱華の双子の妹として生まれた、オリジナルキャラクターの、碧羅。
赤と青の対照的なふたりは、ドールに於いてはヘッドどころか、ドールメーカーも全く異なるふたりです。
これは、物語のなかでも暗示していることであり、双子の兄妹なのに、強いて言えばそうではないという、複雑な出生の秘密があります。これはまた、別のお話…。
この子ももしかしたら、私で3rdオーナーで、出自は古く、10年以上前の子かもしれません。
天使の里うまれで、SDMなのに魅力的な胸をしているタイプの女の子です。
経年か、もともとか、我が家のドールたちに負けそうな薄メイクだったため、オーバーメイクを施し、オリキャラの碧羅に寄せるためにチャームポイントである目もとのほくろを足しました。
黄変もあり、ボディにはパステルでほんのり着色を施してみました。
女の子とあって、ほかのSDM35ボーイズとはまた違ったかわいらしさがあります。
同じヘッドなのにメイクによってこんなにも表情が変わるのは、牧場主としては、まさに醍醐味ですね。
星黎(リル)
2024年12月21日に、天使の窓にて迎えたコーディネートモデル。
澄んだ雲ひとつない青空のようなライトブルーのキリリとした目。
店長様いわく、「自分がイケメンだとわかってる、クールなイケメン君」
うちのドヤ顔オレサマ最強雷鳴ちゃんと並んでも、全く引けを取らない眼力に、彼を選ばない理由はありませんでした。
この日、SDM35のドールオーナー様が、私の窓遠征のために、3人も駆けつけてくださり、お迎えした子たちを含め、12人のSDM35の撮影会が始まりました。
なんとも圧倒的。
天使の窓のスタッフさんたちも高揚しておりました。
とても充実した、幸せな時間でした。
そして幸せの重みを抱えて特急で帰るのでした…
オフ会で出会い、蕾智を迎えてくださったAさん
里の女の子の存在を教えてくださった、SDM35をたくさん連れて来てくれたBさん
タン肌の素敵なSDM35を連れてきてくれたCさん
とても素晴らしい時をありがとう。
わたしにとって、SDM35とは
私の頭の中では常に、創作と現実世界(日常生活と仕事)と信仰すべきものとが入り混じっていて、常に疲れています。
その中で、ドールは創作を現実世界に具現化してくれるものだと思っています。
我が家には当然、他のドールたちもたくさんいます。誰もが大切な子たちです。
私の創作の糧であり、癒しの存在です。
新しい子でも、里子でも、我が家に来たからには、必ず幸せになってもらいます。
その中でもSDM35は特別な存在。スーパーヒーローやアイドルなのかもしれません。
それでも、雷鳴ちゃん至上主義なところはありますけどね。
それはそれでいいんです。
ドールの世界とは、自由な世界。
定義なんて作ってはいけないと思っています。