ライリ

アゾン えっくす☆きゅーと12thシリーズ ライリ/moi lumi 2018

いわゆる「ドール」お迎え第一号。お迎え当時、「俺はドール沼の水たまりに足をチョンチョンしている程度。沼に浸かってはいない」と固く信じて（自己暗示）いたが、今では半身浴を軽く通り越して肩程度までは浸かっているかもしれない。ドールの「基本」を抑えたいが為にとりあえずこいつを選び、言わばチュートリアルを学ぼうと思ったのだが、気づけば道を逸れてサブクエをやりまくってしまいそっちが本筋と化した模様。

公式設定がある程度ついており、実際にはフィンランドから来た留学生（中坊らしい）で、夏は暑いから帰省するそうな。ふだんはカタコトで喋るとのことだがウチのライリはフィンランド設定のみ流用しており、帰省もしないし特に喋ったりしない。今のところ声聞いたこと無いし。Twitterで心の声出したことあるけどあれはまだ設定が定まってなかった頃の黒歴史だ。

割と間もなくしてドールマーケットというイベントに行った際「不思議の国のアリス」っぽい衣装に出会ってから理想にたどり着いた感があり、こいつがアリス服を着用している際は俺のやる気が1.5倍上昇したりしなかったりするので正装扱い。因みに同時期に入手した袴を着せたらフィンランド人のくせにまぁ似合うでやんの、というわけでライリは俺のハカマスキー属性を芽生えさせるキッカケともなった。あと、初期の頃はダイソーのエリーちゃん服についてきたリボンがやたらマッチすると俺の中で話題になったので、暫くトレードマークとして用いていた。

「ドールの基本を抑えたい」という俺の勉強相手として本当に世話になっており、時を同じくしてやり始めた野外ドール撮影の被写体としてあっちゃこっちゃ連れ回すことに。1泊以上の旅には引率役と称してほぼ確実に参加しているし、初期のイベント事には大体連れて行った。現行型のピュアニーモエモーションボディ（白肌）なのですげえ動く。が、保持力が若干弱いので安定性はやや劣る。ハンドパーツの構造上と着脱の固さのせいであまり頻繁にハンド交換したくないのが悩み。うちのメンツの中で最も美しい正座体勢を取ることができるが、あまりその機会は訪れない。

気付いたらウチのアゾン製ドールはこいつを除いてすべてオビツボディに換装されているので、自慢のエモーション素体が使いこなせず無用の長物と化すくらいならライリもそのうちいずれオビツボディに換装する日が来るかもしれない。けどそれは何かライリ的に違うような気がしないでもないので今のところ予定はない。他のメンツが比較的俺の中でキャラ立ちしているせいかどうも地味な存在になりつつあるが、ただ居てくれることが有難いので手を付けられていないクリスマス仕様の部屋着でライリは今日も俺の作業場に座っているのだった。