ライルについて

ライルについて

ライルは我が家で1番背の高い男の子です。皆の笑顔が大好きな優しい人なので、見た目のカッコ良さだけじゃなく、ひょうきんな一面も持ち合わせています。

ライルは大切な人を忘れてしまった。思い出そうとしても声すら思い出せない。なぜだろう、あんなに大事にしていたのに。思い出せない自分に焦りを覚えては、唇をゆっくりと噛んだ。
#君を忘れてしまった
shindanmaker.com/736719

ライルの妄想小説

僕は瞬きした。静かにゆっくりと3回、瞬きしたあとにそっと息を吐く。
野戦病院だという、地面にムシロを敷いただけのこの場所で、僕は僕自身と戦っていた。
何日も何日も、それは忘れてはいけない大切な人を思い出すための戦いだった。
なぜだろう、あんなに大切にしていたのに。大事に思っていたのに。思い出そうとしても声すら思い出せない自分に焦りを覚えては、唇をゆっくりと噛んだ。
苦しくてもどかしい思いを抱えて何日も過ごした。負傷した足の痛みで眠気を飛ばしてくれるのがここに来て唯一のメリットだった。
何日経っても思い出せないが、不意に夜、枕元にあの人が現れた。
その唇が動き、
「あなたの無事を祈ります」
と、確かにそう言っていた。
声すら思い出せなかった大切な人。もう、生涯あなたの声を聞くことはできないだろう。
僕はゆっくりと3回瞬きした後、雫がひとつ、頬を伝い落ちていった。

診断メーカーでここまで妄想した過去がある。

楽しかった!
ライルが軍人さんとかだったらそれはそれで萌えるなって思った!!
それにしても、ライルの可能性が無限大であることが判明してしまった。

名前の由来

ライルは、ある雷の轟く日に我が家にやってきました。
なので、ライルのライは「雷」です。ルは「涙」かなと思っていますが、日常的に使うのはやはりカタカナの「ライル」ですね。

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