名無しのアオちゃん
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名無しのアオちゃん

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オビツ製作所 21-01植毛ヘッド(ナチュラル/ブルー)+オビツ 24BD-F02N-L
アイ:a-one-10スペシャルデカール(D*Sinnamons もな)

専ら「準レギュラー」と呼ばれているその名の通りの準レギュラー枠。元々俺がドール趣味に手を染めたのはキャラクタードールを自作するためであった。当時出張で東京の方に行った際、仲間を上手くだまくらかして各自単独行動を設けさせ、俺は池袋のアゾンダイレクトストアに行った。嬉しくて涙が出るかと思った。地元ではまず手に入らない各パーツ類を見て衝撃を受けた、というかもう二度と来れないかもしれんのでその場で直感赴くままに買い漁る。そして出来上がったのがこいつなのだ。

あくまで基本を抑える(俺の常套句だ)為にまずは一通り触れて組んでみるという作戦だった。すべてはキャラドール製作のために。ところが肝心の自作キャラクタードール計画は諸々の問題で頓挫し、このノウハウは活かされることなくプロジェクトは事実上の終了を迎える事に。そうなると、自動的にこの自作テストドールの存在意義が微妙な事になってしまうのだった。そのため撮影に連れ出す事も滅多に無いのが準レギュラーと呼ばれる所以。総括すると、俺がドール趣味を始めた理由の中核を担っている、ある意味ものすごく重要なポストに居たけど半ば盆栽と化しているベストオブ不憫。

カッコイイ開発コードネームも無ければキャワイイお名前も付いていない。俺はピカチュウの事はピカチュウと呼ぶタチなので、こういうイチから名を考えるというのは苦手。結局「名無しちゃん」で通す事にしたが、後にデカール剥がれによって整形してからは妙に気に入ってしまい、その時から仮とは言えアオちゃんの愛称が付いている。単に髪が青いからという理由なので特にその後も活かされることのない設定。なお、前髪はデフォルトより若干カットしている。

素体をアゾン製にするかオビツ製にするかは最後まで迷っていたが、採用したオビツ24BD-F02Nは高い可動域を持ちながらプロポーションの破綻が無い、たいへん良い素体。しかし致命的な弱点があり、動かしているうちに上下半身を繋ぐジョイントが外れ易く、この付け直し作業がまたえらい手こずる。あと余談だが標準付属のハンドがすげえ可愛くないのでオプションハンドは必須事項。アオちゃんのはL胸モデルのため、おっぱいデカくてとても良い事だが着られる衣装に制限があるのもやや難点。

現在はさらに整形を経て3代目の顔となっている。(掲載写真は2代目のもの。)また、余剰ヘッドで製作した別バージョンが存在するが、余剰品でテキトーに作ってはいけないのだと勉強になるほど、可愛くなくて愛着湧かなかったのでほぼお蔵入り状態。3代目もメイク失敗した感(そもそも成功したことが無いが)あるので隙を見て2代目フェイスに戻そうかと企んでいる。撮影アングルによっては目の位置が高すぎて妙な半笑いになっているが、この顔ほんとすき。

ところが最近、メンテがてら付き過ぎた顔の光沢落としとメガネキャラ化させてみたらこれが結構いい感じに(やはり個人の感想)仕上がったので、気が向いたら三代目の写真に差し替えたりするかもしれない。

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にゃーさん/ronronmeow
にゃーさん/ronronmeow