ドール創作設定

ドール創作設定

ドール創作の背景的なやつ

こういう世界観がありますよーってやつ

創作物語 Criminal Requiem
これは、遥か先の世界か、別時空の世界かもわからないどこかの物語。

ーそれは突然襲来したー
以前使われていた銃火器では太刀打ちできない存在が出現。心を持たず、奴らは無慈悲にも我々を襲ってきた。
姿形は個体によって様々で、能力も凶暴性も個々によって様々である。攻撃をしてこない個体も中にはいるようだが、攻撃をしてくるかしてこないかを判断している時間があったら逃げるべきだ。

人々はそれを「咎」と名付けた

始まりの「咎」襲来から200年後
その「咎」により世界の人口は20分の1にまで減少。打開策も見当たらず、世界は絶望の淵にたたされる。
破滅に進むしか道はないと思われたその時、ある一筋の光が見えてきた。
それは「咎」に攻撃を加えることが出来る物質の出現である。
その物質は人の心に呼応するかのように変化し、武器となり、咎に攻撃を加えた。
人々はその物質のことを、咎には存在しない心の「器」と呼ぶようになった。

この物質は各地にある寺・神社・神殿・教会等の神聖な場所でないと生成されない。

物質を生成するには、対象者がその場所にて「器」が生成されるまで修行を行わなければならない。

適正検査や、確認も内部で行われる為かなりの時間を要する。

一般的には意志が強ければ強いほど武器も強く、頑丈になる。対象の身体能力に最適な武器が生成される。
故に意思が強い上、戦闘能力や知能指数が高ければ高い程強い武器を手にすることができるようだ。

もちろん、ある程度(咎を複数人で倒す)までは皆「器」によって肉体強化がされる為、咎の撃破は可能ではある。
しかし、1人で一般個体の咎を倒すにはかなりの手練でないと不可能。
強い個体であれば尚更である。

生成される武器は大抵一人一武器なのだが、ごく稀に二つ、三つと武器が生成される人間もいるそうだ。
戦う意志や、人を守りたいという意志により武器は生成されるのだが、特定の聖地では憎悪や殺意といった負の意志により武器が生成されることもあるそうだ。
そういった武器は「忌器」と呼ばれ、対象者以外は触れることを禁じられている。
最も、「器」というもの自体が、対象者の心の具現であるからに、人の心に容易く触れてはならないということだ。
人の心の闇に触れ、飲み込まれる…そういった事も起こりうるからだ。

元々「器」だったものが持ち主の感情に飲まれ、「忌器」となる事もある。

ー汝の強き意志を、この聖地にて、留めておくといいー

このような言葉が対象者には聞こえてくるようだ。
聖地は同時に二人の武器を作ることは不可能。
その上、武器を生成直後は次の対象者を聖地に入れることが出来ず、武器を生成した時に要した時間と同程度の時間を開けてからではないと、武器が生成されないようだ。
効率は悪いが、「咎」を撃破できる唯一の存在だ。
今後も各国政府が一丸となって聖地を増やしていくことだろう。

ー著者 I・クロノスー

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