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新たな瞳で見る世界は特に変わることはなく、いつも通りの日常を写していく。

グレームーンストーンの瞳…
光が入ると優しく輝く。
雨上がりの、薄らと雲のかかる夜空のような不思議な輝き…
と、さこさん曰く。

「めっちゃキラキラやねぇ〜っ!!とってもお似合いなことでぇ〜ふふんっ♪まぁ、ユーリなら何でも似合うんけどさぁっ!!!!」

そう叫ん…言って私の頭を撫でるあなたは、とても嬉しそうで、私も嬉しくなる。

「本家ぇ〜っ!!!ユーリばかりぃ〜っ!!僕のおにゅーアイ作るぅゆーて、めっちゃ経ったぞっっ!!!おらぁっ!!!」

「ミカゲっ!!……なっ!?ステイっ!!!暴力反対……っ!!い゛った゛っっ!!!」

見事に入ったミカゲさんの軽やかな飛び蹴りに、舞うように痛がるさこさんの姿が面白く、思わず笑ってしまった。

瞳が変わっても、目の前に広がるこの光景はなくならないし、なくなってほしくない。

この瞳は今日も変わらず、色鮮やかな日常を写し続けている。

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